






さて、今回からは世界地理から舞台を日本に移して、日本地理について学んでいきたいと思います。
世界地図で見る日本の位置や、領域と経済水域、領土問題まで解説していきます。
世界地図で見る日本はユーラシア大陸の東側に位置し、アジア州に含まれます。
緯度経度で表すと、北緯20~50度、東経120~155度に属します。
その中で兵庫県明石市を通る東経135度が日本の標準時となっています。
また、世界の標準時はイギリスロンドンのグリニッジ天文台を基準とし、その地球の反対側の経度180度には日付変更線があります。
日本との時差の問題は以前の記事で解説していますのでご参照下さい。
この章では日本の領域と経済水域について説明していきたいと思います。
まず、「領域」とは何かについて見ていきたいと思います。
領域とは主権が及ぶ範囲のことを指し、以下3つの要素から成り立ちます。
簡単に言うと、「ここまでが国の陣地です」といった感じですね。
それでは「経済水域」という言葉は何でしょうか?
正確には「排他的経済水域」と呼びます。領土の沿岸から200海里以内の水産資源や鉱山資源の権利が認められた海域のことです。
領海の12海里と混同しないように注意してください。
領海と排他的経済水域の違いとしては、領海は完全に自国の領域ですが、排他的経済水域は他国でも許可を取れば、入っていいですよという違いがあります。
\小・中・高校生の勉強にお悩みのある方へ/
前章より、自国の国がどこまであるのかによって、領域や排他的経済水域などが変わってくるので非常にシビアな問題になっています。
日本の東西南北の端はどこにあるのかを見ていきましょう。
余談ですが、沖ノ鳥島・南鳥島はともに小笠原村に属するそうです。
日本の抱える領土問題は以下のようなものがあります。