






前回は日本の地理のうち九州・沖縄地方を見ていきました。
今回も日本各地の地理について見ていきたいと思います。
第二回目の今回は中国・四国地方を見ていきましょう!
中国・四国地方の地形を表すと以下のようになります。
特徴としては、それぞれ中心部に山脈が通っています。
中国の中心部には中国山地が、四国の中心部には四国山地があります。
また、各地に平野部が存在し、鳥取県には鳥取平野が岡山県に岡山平野、香川県には讃岐平野、高知県には高知平野が広がっています。
さらに、中国地方と四国地方の間に瀬戸内海があることも特徴の一つです。
中国・四国地方は大きく3つの区分に分かれます。
上記の写真で言うと「山陰地方」「瀬戸内地方」「南四国地方」の3つです。それぞれの特徴を見ていきましょう。
ここで季節風の復習をしておきましょう。
季節によって吹く向きが変わる風を「季節風」と言います。夏は海から大陸に吹くため南東の風が吹き、冬は大陸から海へ吹くため北西の風が吹きます。
中国・四国地方の農業の特徴について場所別にまとめていきます。
波の小さい複雑な海岸線を利用した漁業が盛んです。
工業は瀬戸内を中心に近畿と九州をつなぐ交通に合わせて発達し、瀬戸内工業地帯と呼ばれるようになりました。
サービス業に関しては、過疎化(地域での人口減少が進むこと)により地域サービスの質の低下などの課題が発生したため、鳥取砂丘や出雲大社、石見銀山に萩・津和野などの観光業に活路を見出しています。
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中国・四国地方最大の地方中枢都市である広島県は平和都市として有名です。
戦国時代は毛利氏の城下町と発達していましたが、1945年8月6日原子爆弾が投下され、以後世界平和と核兵器の廃絶を訴える平和記念都市になっています。
本州四国連絡橋のルートは3種類あります。
フェリーから自動車での移動に便利になったものの、反面大都市への移動が加速し、過疎化が進むようになりました。