【茨城県】2024年度(令和6年度)公立高校入試情報
茨城県教育委員会から発表された情報をもとに茨城県の公立高校の高校受験情報や過去問を参考にした出題傾向をご紹介しています。
また、やる気アシストで勉強をした先輩の合格体験記など、志望校選びや受験対策にお役に立てる情報もまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
茨城県の公立高校の入試日程
茨城県の公立高校の2024年度の入試日程です。
2025年度(令和7年度)の入試日程は、公開され次第、順次掲載していきます。
共通選抜
■学力検査 :令和6年2月28日(水曜日)
■合格者の発表 :令和6年3月12日(火曜日)
特色選抜
■学力検査 :令和6年2月28日(水曜日)
■特色選抜面接等、実技検査、連携型入学者選抜 :令和6年2月29日(木曜日)
■合格者の発表 :令和6年3月12日(火曜日)
茨城県の選抜方法と合否判定
基本方針
茨城県立高等学校の入学者選抜は、各高等学校の課程及び学科の特色に配慮しつつ、その教育を受けるに足る能力・適性等を判定して行うものとし、募集定員の許す限り入学を許可するものとする。
応募資格
⑴ 中学校若しくはこれに準ずる学校若しくは義務教育学校(以下「中学校」という。)を卒業した者又は令和6年3月卒業見込みの者
⑵ 中等教育学校の前期課程(以下「中学校」に含める。)を修了した者又は令和6年3月修了見込みの者
⑶ 学校教育法施行規則(昭和22年文部省令第11号)第95条各号のいずれか一つに該当する者
選抜方法
すべての高等学校で共通選抜を実施するほか、高等学校の裁量で文化、芸術及び体育等の分野において優れた資質・実績を有する者を対象とする特色選抜を実施することができる。
入学者の選抜は、調査書、学力検査の成績等を用いて行う。
共通選抜
(ア) 調査書の様式は、別に定める。
(イ) 学力検査は、国語、社会、数学、理科及び外国語(英語)(「聞き取りテスト」を含む。)とし、各教科とも50分間で行う。
なお、その出題内容は、中学校学習指導要領(平成29年3月文部科学省告示)に基づくものとし、配点は各教科100点満点とする。
(ウ) 普通科のスポーツ科学コース、音楽科、美術科及びメディア芸術科の志願者については、別に定めるところにより、実技検査を令和6年2月29日(木)に行う。
(エ) 定時制課程の志願者については、志願先高等学校長が必要と認める場合は、別に定めるところにより面接を行うことができる。
なお、多部制の定時制課程において面接を実施する場合は、令和6年2月 29日(木)に行う。
(オ) 学力検査を国語、数学及び外国語(英語)(「聞き取りテスト」 を含む。)とする定時制課程においては、面接を実施し、さらに、志願先高等学校長が必要と認める場合は、作文を実施することができる。
特色選抜
(ア) 各高等学校は、文化、芸術及び体育等の分野において優れた資質・実績を有する者を対象とする特色選抜を実施することができる。
(イ) 特色選抜枠は、すべての学科において、募集定員の 50 パーセントを上限とする。
(ウ) 特色選抜を実施する学科においては、学力検査に加えて、特色選抜の志願者に対して面接を実施するほか、作文、実技検査を実施することができる。
なお、IT科等の志願者に対しては、面接に代えてプレゼンテーションを実施することができる。
合否判定
共通選抜
一般入学志願者のうち、「 特色選抜」で合格と判定された者を除く受検者の合否判定は、次のように行う。
(ア) 共通選抜の対象となる受検者全員について、学力検査の得点合計の順位が募集定員から特例入学者選抜枠及び特色選抜枠の合格者数を引いた数の80%以内にあり、かつ、調査書の評定合計の順位が募集定員から特例入学者選抜枠及び特色選抜枠の合格者数を引いた数以内にある者をA群とし、残りをB群とする。A群に属する者は、原則として合格とする。ただし、調査書の記載事項又は学力検査の結果に特に問題のある者は保留とし、B群に加える。
(イ) B群に属する者のうちから合格者を選抜する方法は、学力検査の結果を重視した選抜及び調査書の記録を重視した選抜により、合格者を決定する。この2つの選抜で合格する人数の比率は、20:80、30:70、40:60、50:50、60:40、70:30、80:20の中から各高等学校が決定する。
(ウ) 受検者数が募集定員内にあるときには、「募集定員」を「受検者数」と読み替えて選抜する。
特色選抜
特色選抜枠の合格者の決定は、次のように行う。
(ア) 特色選抜に出願した受検者について、調査書、学力検査の成績、面接(一部学科のプレゼンテーションを含む。)の結果及びその他選抜に必要な資料を総合して合格者を決定する。学力検査以外の選抜資料の配点等、選抜方法の詳細については各高等学校が定める。
なお、IT科等においては、学力検査の数学及び理科の成績について傾斜配点を行うこととし、その配点は各高等学校が定める。
(イ) 特色選抜において合格と判定されなかった受検者については、特色選抜に出願しなかった他の受検者と併せて「共通選抜」により合否判定を行う。
過去問から読み解く、茨城県の高校入試のチェックポイント!
国語
茨城県の国語は、4つの大問で構成されています。
小説文、古文、論説文、国語知識の構成になっています。
知識問題と記述問題が出題されますが、記述問題は解きやすい問題が多いので確実に得点できるようにしておきましょう。
何よりも基礎・基本を着実におさえること。特に漢字の知識など普段の問題演習では疎かになりがちなところもきちんと学習しておきましょう。
数学
茨城県の数学は、6つの大問で構成されています。
大問1と2が小問集合、大問3が確率、大問4が平面図形、大問5が一次関数、大問6が空間図形という問題の構成です。
図形の証明問題に特徴があるので、過去問対策の際には注目しながら解いてみるといいと思います。
起訴・基本から標準レベルまでの問題が出題されるので、教科書レベルの問題で基礎を固め、標準的な問題の演習を行っておくことをおすすめします。
英語
茨城県の英語はリスニングを含めて6つの大問で構成されます。
リスニング、対話文中の文法・語彙問題、短文読解、資料つきの短文読解、長文読解、資料付きの対話文中の整序英作文という構成です。
全体的に英文の数が多いので、事前に訓練をしておくとよいでしょう。また、短文読解では英語資料、整序英作文では日本語資料であることが茨城県の特徴の一つなので、過去問を解くときに注目してみるとよいです。
理科
茨城県の理科は6つの大問で構成されます。
小問集合が1つと物理・化学・生物・地学の分野から各1つずつと複合問題1つという構成です。
基礎的知識を問う問題も出題されますが、作図・記述式の問題や実験結果の表から何が言えるかを論理的に読み取らせる問題も出題されるので対策が必要です。
教科書を中心に基礎を押さえておくだけでなく、日ごろから実験・観察の結果を表にまとめて結果を考察する癖をつけておくとよいかと思います。
社会
茨城県の社会は4つの大問から構成されています。
地理・歴史・公民からそれぞれ1つと、総合問題が1つという構成です。
地理は世界地理と日本地理、歴史は古代~近世と近現代、公民は政治と経済に分かれて出題されます。
特徴としては、選択問題が多く出題されることが挙げられます。
そのため、正確な知識を備え、スピーディーに回答されることが求められます。岐阜県や奈良県の問題と出題傾向が似ています。
過去問で入試対策!茨城県の公立高校入試問題の解答と解説
令和5年度(2023年度)の公立高校入試の過去問題
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